織田信長の名言集
織田信長が残した名言10選
織田信長が生きていたのは、今から430年以上も前の安土桃山時代~戦国時代にかけてになります。戦国大名と呼ばれる猛者たちが日本各地で名乗りを上げ、自分の理想のために天下統一を目指し、戦を繰り広げていました。そんな時代に生きていた織田信長が残した名言を紹介します。いつ何が起こるかわからない物騒なこの時代を生きていくためのヒントがそこにはあるかもしれません。
戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ
どんなに兵力があってもそれを上手く使えなければ戦には勝てない。いくら大将でも、その時の情勢次第では、大軍を動かせない時だってあります。
実際に信長は「桶狭間の戦い」で2万とも4万とも言われた今川の大軍に対し、4000人程の軍で勝利しました。
臆病者の目には、敵は常に大軍に見える
いつも怯えている人は、大したことのない出来事でも、物凄く大きな出来事に感じてしまうものです。もっとドーンと構えていることで、乗り越えられることが沢山あるのかもしれません。
攻撃を一点に集約せよ、無駄なことはするな
確かに趣味にしても何にしても、アレもコレもと手を出してしまうと、どれも中途半端になってしまいますよね。
仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ
これに関連してもう一つ
人は心と気を働かすことをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に立たない。その点、お前は塵に気付いて拾った。なかなか感心である。
これは社会人になると上司からよく言われる言葉ですよね。アルバイトでもそうですが、自分から仕事を見つけて行動する人の方がやる気があって印象が良いという意味でしょう。
言われたことを忠実にこなせることも大切かもしれませんが、それだけでは不十分だということですね。
とはいえ、今の時代は自分で判断が付き難いものは、上司に相談した方が賢い時もありますね。
およそ勝負は時の運によるもので、計画して勝てるものではない。
念入りに計画を立てても時の運というのはあります。いくら入念に計画を立てて準備をしていても機を逃してしまっては台無しです。
時には入念な計画よりも時に任せて一歩踏み出すのも良いかもしれません。
生まれながらに才能のあるものは、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。しかし、生まれつき才能がないものは、何とか技術を身につけようと日々努力する。心構えがまるで違う。これが大事だ。
時に地道に努力する人を笑って馬鹿にする人がいます。私の周りにも残念ながら似た人がいますが、自分に関わりのないことでも、見ていて気分が良いものではありません。
私は子供達に努力することの大切さと心構えを教えています。
人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり。ひとたび生を享け 滅せぬもののあるべきか
これは織田信長が好み、桶狭間の戦いの前にも舞ったとされる「敦盛」の中の一節です。人間50年という生涯は儚いものだ。死なないものは存在しない。
戦の前に自分もこの戦でどうなるかわからない、家臣達もいつ討ち死にするかわからないという状況の中、信長自信も死に対して常に覚悟していたのでしょうか。
理想を持ち、信念に生きよ。理想や信念を見失った者は、戦う前から負けていると言えよう。そのような者は廃人と同じだ。
国民的漫画「ワンピース」にも同じようなセリフがあります。自分の中に理想があり、貫くべき信念があるものの方がいざという時にしっかり気持ちが持て行動することができる。
しかし、心の中に信念がない人は最後の踏ん張りがきかない。「どうでもいいや….」と生きる人は自分の人生を捨てているのと一緒だということ。
頑固になったり意固地になる必要はありませんが、絶対に譲れないというものが一つくらいあってもいいのかもしれません。
いかがでしょうか?少しは参考になる名言があったでしょうか….
織田信長の名言を並べてみると「尾張の大うつけ」は、行動は大胆で奇行だったかもしれませんが、物事をしっかり考え、信念をもって生きていたということが伝わってきますね。
大うつけと呼ばれても多くの家臣たちを従え、群雄割拠の時代を生きていた人間だからこそ、言葉にも重みが出てくるのではないでしょうか。
最後に私が一番好きな織田信長の名言を紹介したいと思います。
必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ
この言葉を胸に今日も明日も頑張りたいと思います。